頸椎椎間板ヘルニアに注意|きちんと治療を受けよう

ドクター

乳幼児の脱腸とは

先天的な原因

治療室

鼠径ヘルニアが発症するのは成人の男性や乳幼児に多く見られます。大人の場合は老化や腹圧のかかる立ち仕事に従事していることが主な原因です。また便秘症の人や肥満気味の人、妊婦なども発症の確率が高くなります。重いものを持ったら脱腸になったなどといいますが、正式名称は鼠径ヘルニアです。成人の場合は後天的な原因で発症しますが乳幼児の場合は先天的なものです。老化などが原因で筋膜が緩み、腹膜や小腸が足の付け根の皮膚の下に出てくるのが大人の鼠径ヘルニアです。乳幼児は胎児の時に鼠径ヘルニアを発症します。男児の場合は生まれる日が近くなってくると睾丸が陰嚢の中まで下りてきます。その時腹膜も引っ張られて袋状態になります。

ヘルニア嚢を塞ぐ治療

陰嚢の中に睾丸がおさまると引っ張られた腹膜も元の状態に戻ります。しかしそれが元に戻らないで袋状になった腹膜の中に腸などが飛び出してくるのです。女児の場合はヌック管という器官が下りて来る時に腹膜も下りてきて、それが戻らなくなって鼠径ヘルニアを発症します。乳幼児の鼠径ヘルニアは手術が必要ですが自然治癒する場合もあります。しかし自然治癒するのを待っている間に症状が進行する場合もあります。そのため出生後5ヶ月ほど過ぎた頃に手術することが多くなっています。手術は出てきた腸を腹部に戻してヘルニア嚢と呼ばれる腹膜の袋を縛って臓器がはみ出さないようにします。これは全身麻酔で行われ、治療方法も開腹手術と腹腔鏡を使った手術があります。